手に取る本が アドラー関係が多いと気づいた今日この頃 皆さんはどうお過ごしですが( 一一)
福祉の仕事をしていて 人の為に頑張らないなんてと思う方もいるかもしれませんが
この本は 対人関係にフォーカスしたものとなっております。
アドラーは悩みの殆どの起因について『我々には対人関係以外の問題はない』と言っています
福祉業界は人間関係が難しい
介護の業界は色んな年代 色んな職歴の人が一緒に働く世界です
様々な 人生経験がある為 考え方も様々です その中で 人間関係で悩む方はかなり多いです また、利用者その家族に振り回される事も多いでしょう そして 一生懸命仕事をしているのに認めてもらえない 自分だけ大量の仕事を抱え疲弊している人もいるのではないでしょうか
そうした人たちが 少しでも気楽に生きていけるように 機会があれば目を通してほしい本です
どこからでも読める優しい本
以前紹介した アドラーの100の言葉 同様にどこからでも読める使用になっています
1章 人は人 自分は自分
2章 会社や上司の期待に応えようとしすぎて自分をすり減らさない
3章 他人の事より まず自分の気持ちを大切にする
4章 成り行きに任せると 人生はこんなに楽になる
で構成されています
自分が読みたいところからや その日時の気分によって 何度も読み返すことができるでしょう
承認欲求は誰にでもある
人は多かれ少なかれ 『人に認められたい』との気持ちを持っています これは高齢になっても 介護状態になっても たいていの人は持ち続ける感情だと私は思います
人は助け合いながら生きていかなければならないので こういった関係性が 自然に承認欲求につながっていき 求めてしまう感情になりがちです
でも 認められなかった場合には 『なぜ』『こんなにしてあげているのに』と自分自身を苦しめる結果にもなりやすいのかなと思います
人に期待しす過ぎない
本書でも書いていますが 人に期待しすぎない は重要な言葉です
人は知らず知らずのうちに 人に対して勝手に期待をしてしまいがちです そして自分で自分を傷つけてしまうことも・・・・。
どの様な外的要因があろうが 自分人生は自分の選択から成り立っています
おかれている環境を 悲観するのではなく どの様に生かせるかを考える
そうしたヒントが書かれた本だと思います
各章内で細かく分かれているので 2分ほどあれば目を通すことができますよ